2006年8月12-13日メタボ・オッサン、富士山登頂をめざすの記
新幹線新富士駅〜五合目
早朝大阪を立ち、富士山五合目をめざす
五合目を出発、イザ登山開始!
六合目〜元祖七合目へ
元祖七合目〜八合目へ
八合目〜九合目へ
九合目〜山頂へ
山頂、そして下山


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(五年前に挑戦した富士山登山の記録です。今、五年前を思い出しながら、また撮っていたビデオを回し当時を回想しながらこのホームページを作っています。直前にビデオカメラを安く手に入れていたので、デジカメは持参せずビデオを回すことにした。掲載している写真は、そのビデオから静止画を取り出したもの。そのため非常に画質が悪くなっている、悪しからず。)

[1]新幹線新富士駅〜〜五合目へ

かねてより、「富士山頂に一度は立ってみたい」という願望をもっていた。これしか「ニッポンの頂点に立つ」なんてできっこない((~o~))。このままでは老いていくばかり。ヨッシ〜行くぞ!と覚悟を決め、早朝新大阪駅を出発。もちろん事前にネットで調べ、装備を準備してでだ。

(左写真:新幹線新富士駅)
時は平成18年(2006年)、頃はお盆の12日(土曜日)。富士山頂目指して新幹線新富士駅に正午過ぎに着く。天気快晴とはいかず、曇り空で雨が降る出しそうな空模様。

富士山の登山ルートは4つある(吉田ルート、御殿場ルート、須走ルート)。ここは富士宮ルートで、歩行距離が約10kmと一番短い。そのぶん全般的に傾斜がきつく険しさもあるが。

(左写真:駅前バス乗り場)

 新幹線新富士駅から五合目までは路線バスがある。30分に1本くらいの間隔だったかナァ?。これに乗り、富士山スカイラインを走る。
お盆の時期は込むのでマイカーの入山規制が行われている。そのためこのバスとたまに通るタクシー以外まったく車を見かけない。
スイスイ進むが、それでも2時間位かかった。

3時過ぎ、5合目登山口にバス到着。案内所、売店、食堂がある。
過去の登山の経験は、中国地方の最高峰大山に二度登った。中学時代の学校イベントと、二十歳頃に親戚のガキ二人連れて。最高峰といっても高さは1770m。この五合目は標高2400メートル。あの大山よりもさらに600mも高い。登山マニュアルには、ここで最低1時間ブラブラせよ、とある。すぐ登り始めてはいけないようだ。気圧が低く酸素が少ない状態に体を慣らし、高山病を防ぐためです。 体感的には平地とほとんど変わらない。
携帯電話(au)を使ってみるが、通じない。店の固定電話で田舎へ”今、富士山にいるヨ!”って電話入れる。

しばらくすると真っ暗になってきた。そしてピカピカ・ド〜ンのすごい雷と、猛烈な風雨。山の天気は変わりやすいというが、あまりにも突然だ。とんでもない日に来てしもうた、と後悔する。そうか、ここは雲の中なんだ、と納得。とにかく逃げようと食堂に飛び込む。
うどん700円、おにぎり1個200円位だったか?。
30分ほど休憩すると雨があがり、何事も無かったかのように良い天気になってきた。丁度良い休息なった。

雨上がりの美しい虹。
これで下界の景色が眺めれたら申し分ないのだが、雲が流れているようでハッキリとは見えない。

写真のように、駐車場はガラガラ。山関係者の車しか駐車していない。お盆の頃は一般車の入山は禁止されている。このマイカー規制以外の日は、一般車で混雑し身動きできない状態になるとか。
そうした理由なのか、登山者が意外と少ない。もう少し人々で込み合っているのかと想像していた。イヤお盆だ、皆ご先祖さまのご供養に出かけているんだ。それなのにオレは・・・・・故郷の方向向いて合掌す・・・(~o~)<(_ _)>

 

この五合目の休憩所からは、靄って見えなかった頂上方向も、雨が上がりクッキリと見えてきた。オレを「早く登って来い」と手招きしている様子。

午後5時前、時も良し。今日の目的地の山小屋「元祖七合目山口山荘」を目指してイザ出陣!。


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