- 1: いざ 出発!
- 2: 秋津洲の道
Googleマップです
2014/11/10(月)
前回は,葛城・金剛山系の山麓を通る「葛城古道」を北から南へ歩きました(2014/9/14(日))。その葛城古道の東側に広がる御所市内にも多くの古墳・古跡が存在しています。御所市では,その一部を「秋津洲の道」ハイキングコースとして宣伝しています。今回はその「秋津洲の道」を歩き、”秋津洲”の語源になった国見山に登ってみることにしました。
「秋津洲(あきつしま)」は日本国の古称として知られ,また大日本帝国海軍の戦艦としても勇名をはせた。
その語源は「日本書紀」にあるようです。大和を平定した初代神武天皇は「腋上の?間の丘」に登り国見をし、”なんと素晴らしい国だ,まるで、蜻蛉(トンボ,秋津とも呼ぶ)が臀拈(となめ,交尾のこと)しているようだ”と感嘆されたそうです。そこから我が国の本州を『古事記』では「大倭豊秋津島(おおやまととよあきつしま)」、『日本書紀』では「大日本豊秋津洲(おおやまととよあきつしま)」と記した。
神武天皇が国見をした丘とは,現在の御所市にある国見山であるとし,そこから俯瞰される御所市内の一部を”秋津洲”として売り出している。
近鉄・御所駅からスタートし,鴨都波神社→秋津遺跡→室宮山古墳→日本武尊白鳥陵→国見山→吉祥草寺へと一周し,近鉄・御所駅へ帰ってくるコースです。
近鉄が主要駅に置いている「てくてくマップ:秋津洲の道」、御所市観光協会の「秋津洲の道コース」の二つの地図入りパンフレットが大変役立ちます。近鉄・御所駅横の観光案内所に両方置いているので、是非立ち寄って下さい(早朝の7時半頃から開いてます)。
近鉄・阿部野駅 7:28分発準急で尺土駅乗り換え,8:33分御所駅着。
総歩数<38597>
距離<28.7Km>
<1089 kc> <16.68EX>
葛城・鴨・巨勢の豪族の里「秋津洲」を一周、国見山で里見する by Kodayan (2014/11/26 記)